毎年この時期になるとサッカー界では年間を通しての順位が決まりチーム自体の昇格、降格が決定します。
私が以前所属した高知ユナイテッド SCも今年見事Jリーグへの昇格が決まり、一緒に闘った選手、監督、コーチフロントスタッフの皆様、サポーターの方々が喜ぶ姿が見ることができ非常にうれしく思います。
高知県にはJリーグチームがなかったこともあり地域全体の後押しが大きく、私が選手の時代も私生活を含め様々な方々のご協力がありプレーを行うことができました。
その反面、チームメイトとして共に戦った選手たちが所属クラブより契約満了を言い渡され今後の生き方を選択しなければならない寂しい時期でもあります。
しかし選手たちは一般社会で働かれている方よりも「クビ」を宣告されるリスクが常にあることに慣れている印象です。
別のチームへ移り活躍する姿や、引退しどのような世界に行ったとしても逞しく新しい業界で活躍する皆をみて自分自身も負けてられないと感じることができます。
またサッカー選手として一線を離れてから応援している選手を見にスタジアムに足を運ぶようになりました。
選手時代とは別の角度からサッカーを見て改めてスポーツが人々に与えることの出来る影響力を感じています。
自分がプレーするよりも緊張し、ハラハラ、時には苛立ちもありまさに心を動かされました。
そのような経験を選手として様々な地域で行うことができたことに感謝し、自分だからできる角度や見方、考え方を用いながら子どもたちと関わり続けることができたらなと思います。
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